TokyoTech-LLM

Swallow Corpus

日本語に特化した大規模なウェブテキストコーパス

Swallow Corpus

Swallow Corpusは東京工業大学情報理工学院の岡崎研究室で開発された大規模なウェブテキストコーパスです。Common Crawlから配布されているアーカイブ(2020年から2023年にかけて収集された21スナップショット分、約634億ページ)から日本語のテキストを独自に抽出・精錬し、約3,121億文字(約1.73億ページ)からなる日本語ウェブコーパスを構築しました。この規模は、CC-100 (約258億文字)、mC4(約2,397億文字)、OSCAR 23.10(約740億文字)を抜き、日本語の言語モデルの学習コーパスの中で、商用利用が可能なものとしては最大となります。

Swallow Corpusのの研究開発は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発」プロジェクト (JPNP18002) の「熟練者観点に基づき、設計リスク評価業務における判断支援を行う人工知能適用技術の開発」、その他の支援によって実施されました。また、大規模言語モデルの継続学習の実験では、産総研が構築・運用するAI橋渡しクラウド(ABCI: AI Bridging Cloud Infrastructure)の「大規模言語モデル構築支援プログラム」の支援を受けました。また、学習した大規模言語モデルの評価実験では、LLM-jp (LLM勉強会)で開発されているデータや知見を活用しました。

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